葬儀の知識

お通夜について

お通夜について

お通夜の意味と必要な持ち物

お通夜とは、告別式の前夜に夜通し灯りを消さずに、親族や親しい友人などが集まって、故人との別れを惜しみ、ご遺体を見守る儀式です。

現代では、夕方18~19時頃から約2~3時間かけて行われるのが一般的です。

通夜を行うのは告別式、火葬の前夜です。法律で亡くなってから24時間以上経過していなければ、火葬・埋葬をしてはいけないと定められていますので、火葬場の予約が取れる日まではご遺体を安置する必要があります。

地域や時期によっては火葬場が込み合っている場合もあり、予約が取れるのが4~5日後ということもあります。

死亡当日の夜に納棺して親族だけで行う「仮通夜」という儀式もあります。仮通夜は親族だけで故人と一緒に過ごすことが目的であるため、特別なことを行うということはありません


お通夜に参列する際に必要な持ち物

香典、袱紗(※1)、数珠をご用意ください。個人でお花(供花)や品物(供物)を送る場合は香典は必要ありませんが、会社や友人で連名で送る場合は個別で香典を用意しましょう。

供物や供花の送り方、内容に関しては宗派によっては避けるべき物や地域性もありますので担当の葬儀社に確認した方が安心です。



※1 袱紗(ふくさ)
結婚式でのご祝儀や、お葬式での御香典を持ち歩く際、しわや崩れを防ぐ為に使われるものです。
熨斗袋(のしぶくろ)で金封し、さらに袱紗で包むことによってお相手への気遣いを示すこともできます。

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